小児科

食物経口負荷試験

当院では食物アレルギー児を対象に食物経口負荷試験(週に4-8人程度)を行っております。負荷食物は、主に鶏卵、牛乳、小麦などが中心ですが、他の食物にも対応しています。

 

食物アレルギーは血液検査や皮膚テストだけでは正しく診断することはできません。その検査が陽性でも必ずしも症状が出るとは限らず、また陰性であってもごく稀に症状が出る場合があります。食物アレルギーは原因となる食物で症状が出る場合、原因食物の除去を行うことが治療の基本です(必要最小限の除去)。また不必要な除去は成長発達や生活の質に支障をきたします。

この検査は

①  食物アレルギーを診断する(必要最小限の除去の確認

②  食物アレルギーが治ったかどうかを確認する(耐性獲得

のために行う必要があります。

 

食物経口負荷試験は、実際に除去していた食物を食べて、症状を観察する試験ですが、危険をともなうこともあるので必ず医師のもとで行われるべきです。

 

患者様と医師が相談の上、適応と総量を決め、負荷試験の入院(日帰り)の予約を行います。 なお提供する試験食は当院の栄養科が準備いたします。


費用

保険診療内です。

 

※ なお市内の方で乳児医療証をお持ちでない場合、小学生未満は2割負担で、小学生以上は3割負担となります。


食物経口負荷試験の実際の流れ

2015年4月より日帰り入院になりました

9:00~9:30  
  体調確認後、病棟に案内されます。

10:00     
  医師と看護師が付き添い、負荷試験を開始します。

   ・少量から徐々に量を増やしていきます。

   ・症状によっては陽性と判定し、適切な処置を行います。

   ・無事に摂取終了後、1時間は経過観察します。

   ・明らかな症状がない場合は、陰性になります。

12:00      
  各患者様の原因食物に対応した昼食にします。

14:00      
  退院予定(翌日まで病院で経過をみる場合もあります。)
  
陰性の方の場合、自宅での繰り返し摂取を経て、次回受診日に最終的な判定となります。

希望で一泊することも可能ですが、付き添いはできませんのでご了承ください。一泊の場合は食事療育費が食事回数分別途にかかります。

 

何かご不明な点などがございましたら、遠慮なくご連絡して頂けたらと存じます。


2017年実績(2017年1月~2017年12月)


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