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呼吸器外科

【診療責任者】 
呼吸器外科部長 
谷村 繁雄

外来診療は、原則的に月曜日の午前(9:00〜)のみとさせていただいておりますが、 緊急時には電話でご連絡お問い合わせ下さい。

◆外来の概要と特色

皆様、あまり聞きなれていない呼吸器外科という科は、空気の通り道である気道(咽頭部から肺にいたる気管・ 気管支)、空気の交換場所である肺、心臓や食道、大血管などが存在する縦隔、そしてこれら重要臓器を囲い 守る胸壁の外科的疾患を治療する科です。したがって当科で扱う疾患は、現在胃がんを抜いて死亡率1位とな っています肺がんをはじめ、縦隔腫瘍(胸腺腫、重症筋無力症に合併する胸腺肥大、神経性腫瘍など)、肺良性 腫瘍、自然気胸を含めた肺気腫性疾患、胸壁腫瘍、膿胸、多汗症に対する手術療法など多種にわたっています。
10年くらい前までは、呼吸器外科の手術というとお腹の手術と比較し大きな傷が背中から側胸部にかけてでき、 術後の痛みも強く、患者さんにとっては大変な手術でした。しかし、最近ではだいぶ様変わりしています。胸を開 ける開胸手術でも、背中の傷は昔の1/2位に小さくなりました。また、胆嚢摘出術がきわめて小さな傷で内視鏡 手術が行えるように、肺の良性腫瘍、早期肺がん、肺が破れて空気がもれる自然気胸という病気などに対しても また、内視鏡手術(胸腔鏡手術)が実施されています。この手術ですと、術後の痛みも非常に少なく、1週間くらい で退院できるようになります。
呼吸器外科での対象疾患のNo.1は、やはり肺がんです。昔は咳、血痰、胸痛などで発見されることが多かっ たのですが、最近では全く症状を持たずに胸部レントゲン写真やCT検査で見つかる場合が多くなっています。皆 様、症状がなくても異常を指摘された場合には、至急病院を受診し、精密検査を受けてください。早期に治療すれ ば肺癌も80%治ります。
相模原市の60万住民の平均年齢は30才代と聞いております。このような若い地域住民では自然気胸の頻度が 高いのではないかと推察されます。  
自然気胸の手術適応は、
@再発性(2回以上)
A血気胸
B1週間以上遷延する空気漏れ
C社会的適応などであります。

現在、自然気胸に対しては低侵襲の胸腔鏡手術が第1選択で、当科でも実施可能です。
当科では地域医療の充実と住民の皆様の健康保持のため、可能な限り積極的に対応して行きたいと考え ております。

担当医

職 名

専 門 分 野

谷村 繁雄 部 長

 肺癌・気胸の外科治療

   
 
   
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