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健康管理センター
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腹腔鏡下手術について

腹腔鏡手術が日本に紹介されてから、十数年経過し今やあらゆる臓器に対し腹腔鏡手術が行われています。さらに、2006年4月からの社会保険診療報酬改定では腹部手術において腹腔鏡下の胆嚢摘出術、肝嚢胞切開術、虫垂切除術のみならず腹腔鏡下での胃切除術、胃全摘術、結腸切除術、直腸切除術、直腸低位前方切除術、脾摘出術が認可・新設され、時代の流れは、まずは腹腔鏡下でのアプローチを念頭に置いた外科手術治療が推奨されつつあります。

当院でも2007年1月から12月においては腹腔鏡下胆嚢摘出術を90例行い、クリニカルパスを用いることで術後4日にて退院可能となりました。消化器癌についても腹腔鏡下手術にて根治性が損なわれない症例(下記参照)を十分検討した上で、結腸癌68例中15例、直腸癌40例中4例において腹腔鏡下手術を行い、虫垂切除術も17例に施行し、術後の早期離床・早期退院を得ることができました。

その他の腹腔鏡下手術については胃切除術、肝嚢胞切開術、原因不明の腹水や診断困難な消化器腫瘍についても積極的に行っており、今後も手術件数は益々増加していくと思われ、手術適応や疾患も拡大していきたいと考えております。

そのための設備・機器も十分に充実させ、日夜技術向上に努め、市民の皆様には最良の医療を提供できるようにしていきたいと考えております。

手術適応

原則的に手術の既往がない症例ですが、最近では安全に第1トロカール挿入が可能で、癒着剥離が困難でなければ腹腔鏡下手術は適応と考えております。

胃癌
  1. EMRの適応とならないM癌のStageTA
  2. SM癌の分化型、1.5cm以下のStageTA・・・縮小手術A(D1+No7,8a)
  3. SM癌の(2)以外StageTAならびにStageTB・・・縮小手術B(D1+No7,8a,9)
大腸癌

盲腸から上部直腸(Ra)では漿膜浸潤癌(SE)まで、下部直腸(Rb)の場合はリンパ節転移(-)、固有筋層(MP)で、いずれも肝転移、腹膜播種がなく根治度Aとなる症例

緊急手術
全身状態が不安定で、高度炎症・腸管拡張のある症例以外は原則的に可能と考えます。