歯科口腔外科

地域歯科医療連携について

周術期等口腔機能管理の地域歯科医療連携について(地域の歯科協力医療機関向け)


周術期等口腔機能管理とは

周術期口腔機能管理は、術後の誤嚥性肺炎等の外科的手術後の合併症等の軽減を目的に平成24年4月の診療報酬改定で新設されました。がん治療などを実施する医師との連携の下、患者の入院前から退院後を含めて歯科が一連の包括的な口腔機能管理を行い、口腔粘膜炎や口腔内感染等に対するがん治療の支持療法と位置づけ治療の向上をめざすものです。


当院におきましては、平成24年度より周術期等口腔機能管理を実施しておりますが、相模原歯科医師会と連携して、平成31年2月に周術期等口腔機能管理医科歯科連携協力医研修会を開催し、周術期等口腔機能管理を受け入れていただける歯科医院(協力医)を募集しました。そして令和1年5月より、地域の歯科協力医の先生との連携による「周術期等口腔機能管理」を実施させていただいています。その後、入院中の患者さんに対しては、当院歯科口腔外科による厳密な口腔機能管理を行っております。


地域の歯科医療機関との連携

当院は「歯科口腔外科」を標榜しておりますが、常勤医は2名、歯科衛生士は3名で、手術症例は年間200症例を超えるため、外科手術における術前、術後の周術期口腔機能管理については協力医の地域歯科医療機関に口腔機能管理をご依頼させていただいております。
手術患者の口腔機能管理におきましては、「周術期等口腔機能管理計画」の策定や、手術前後の「周術期等口腔機能管理」を、化学療法・放射線治療患者の口腔機能管理におきましては、化学療法・放射線療法の治療中や治療後の「周術期等口腔機能管理」を地域の歯科協力医療機関で実施いただいております。

手術の口腔機能管理の流れ

1.当院の手術を実施する診療科医師から地域の歯科協力医療機関あての「診療情報提供書」により、「周術期等口腔機能管理計画」の策定と「周術期等口腔機能管理」の実施を依頼します。

 

2.地域の歯科協力医療機関において、計画策定と口腔機能管理(口腔ケア)を実施していただき、自院のカルテに「周術期等口腔機能管理計画書(手術)(書類①)」と「周術期等口腔機能管理報告書(術前)(書類②)」とを綴り込みのうえ、「周術期等口腔機能管理計画書(手術)(書類①)」、「周術期等口腔機能管理報告書(術前)(書類②)」の複写を患者さんの控えとしてお渡しいただくとともに、「当院歯科口腔外科宛ての診療情報提供書(書類③)」、「周術期等口腔機能管理計画書(手術)(書類①)」、「周術期等口腔機能管理報告書(術前)(書類②)」、「貴院にて撮影したパノラマXP」、それぞれの複写を患者さんにお渡しし、当院に入院の際に病棟担当看護師にお渡しください。

 

3.当院での手術後退院の際に、当院歯科口腔外科より歯科協力医療機関あての「診療情報提供書」お渡しします。退院後は歯科協力医療機関での「周術期等口腔機能管理」の実施をお願いします(周術期等口腔機能管理報告書(術後)書類④に管理内容を記載しカルテに綴り込む)。この場合、術後は手術日から起算して3月以内に計3回の「周術期等口腔機能管理料(Ⅰ)」が算定できます。

※書類は下記よりダウンロードできます。
書類① 周術期等管理計画書(手術)
書類② 周術期等口腔機能管理報告書(術前)
書類③ 周術期等口腔機能管理 歯科口腔外科への診療情報提供書
書類④ 周術期等口腔機能管理報告書(術後)


手術における口腔機能管理の流れと診療報酬


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化学療法・放射線治療の口腔機能管理の流れ

1. 当院の歯科口腔外科で「周術期等口腔機能管理計画(放射線・化学療法・緩和ケア)」の策定や初回の「周術期等口腔機能管理」を実施いたします。当院が管理計画を策定した後、当院歯科口腔外科の医師から地域の歯科協力医療機関あての「診療情報提供書」をお渡し、2回目以降の「周術期等口腔機能管理」の実施を依頼します。

 

2. 地域の歯科医療機関において、口腔機能管理(口腔ケア)を実施していただき、自院のカルテに「周術期等口腔機能管理報告書(放射線・化学療法・緩和ケア)書類⑤」を綴り込んでください。この場合、化学療法・放射線治療の治療中および治療後において月1回の「周術期等口腔機能管理料(Ⅲ)」が算定できます。


※書類は下記よりダウンロードできます。
書類⑤ 周術期等口腔機能管理報告書(化学療法)


化学療法・放射線治療における口腔機能管理の流れと診療報酬


周術期等口腔機能管理に関するお問い合せ等

地域歯科医療連携に関するお問い合せ、また「周術期等口腔機能管理」のお問い合わせは、地域医療連携室にお電話(042-700-1958)でご連絡をお願いいたします。

ダウンロード書類