神奈川県厚生農業協同組合連合会
代表理事理事長
相模原協同病院 名誉院長
高野 靖悟
神奈川県厚生農業協同組合連合会 代表理事理事長及び相模原協同病院 名誉院長の高野です。
相模原協同病院は2021年元旦より新病院として動き始めました。新築移転事業において、長きにわたりご支援賜りましたこと厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルスとの闘いは続いておりますが、相模原北部医療の中心的役割を果たすため、医療の質を一層向上させ、新たなステージへと進んでまいります。地域住民のみなさまが引き続き安心し、健康に過ごせる医療の場となるよう、職員全員で目指してまいります。
さて、終戦間際の物資の困窮していた昭和20年8月、この地で産声をあげた相模原協同病院。この地の無医村解消のために開設され、戦後日本の歴史と共に歩んで参りました。
わずか20床という小規模だった病院も現在は400床という規模にまで成長することができました。
こうしてここまでこられたのも、その時代時代の先人達がこの病院を必死で守ってきたからです。さらに、この先の100年を目指して、我が相模原協同病院の魂は、時代と共に受け継がれて行くと思います。そして、何よりも地域住民のみなさまの支えがあったからこそです。改めて心より相模原市民のみなさまに感謝の意を表します。
引き続き、神奈川県厚生農業協同組合連合会代表理事理事長として医療・保健・福祉事業の総合的事業全体を統括し、地域住民のみなさまの健康を守って参る所存です。また、名誉院長としてこれまで通り外来診療には携わり、相模原市民のみなさまが安心して暮らせるよう尽力してまいりますので、今後ともさらなるご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
病院長
井關 治和
相模原協同病院病院長の井關です。この場をお借りしまして、皆さまに一言ご挨拶させていただきます。
相模原協同病院は四半世紀に渡り橋本駅前の地で皆さまの健康を見守ってまいりました。その後、令和3年1月にこの地に移転してから今年ではや3年目となります。新型コロナとの闘いの中での新築移転だったため、内外共に予想外の大きな変化に対応するなかであっという間に2年が過ぎました。
移転後の2年を振り返りますと、新型コロナに於いてはパンデミック当初は新感染症として手探りのなかで治療に当たっていましたが、新型コロナの特徴がわかるにつれ最近では以前より大勢の方への治療ができるようになりました。当院は国内第一例より新型コロナに適切に対応して来ましたが、引き続き市民の安心安全のために最善を尽くす所存です。
新病院になって手探り状態で始めたのは新型コロナだけでありません。病院システムも旧病院から大きく変わりました。当初は想定外の不具合が見つかり皆様にご迷惑をおかけ致しましたが、ようやくシステムも安定しご迷惑をおかけすることが減りました。まだまだ不十分な点がございますので更なる改善を図りたいと存じます。
皆様に提供する最先端の医療につきましては、脳卒中センターや救急科の新設、循環器センター不整脈部門の強化を筆頭として、旧病院より高度で安心安全な医療を提供できるようになりました。今後は、地域連携の強化やオンライン診療の導入により地域全体で皆様の健康を見守ることができるようなシステム作りを考えています。
今年に入り、世の中は徐々に新型コロナとの共存を模索する様になりました。消防出初式も再開しましたし成人式も各地で催されました。しかし、死者数が以前より増加しており、感染力が増している新型コロナはまだまだ要注意と考えています。
今後とも皆さまの健康を守るべく努力する所存ですので、引き続き当院へのご理解とご支援のほどよろしくお願いいたします。
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