放射線治療科では、からだの外から放射線をあてる技術(外照射)によるがん治療を専門として、最新鋭の措置を導入し、安全で質の高い放射線治療を提供しています。
放射線治療室には、放射線治療専門医のほか、看護師、治療専門放射線技師、医学物理士など各分野の専門スタッフが安心して治療が受けられるよう、全力でサポートいたします。

適応疾患において、がんの完治を目指すほか、これを原因とする諸症状の緩和にも対応いたします。
放射線治療は、からだを切らずに臓器の動きを保てる治療として発展してきました。近年は装置が高精度になり、がんにはしっかり効かせつつ、周囲の正常な組織には負担をかけない、副作用の少ない治療が可能となり、治療効果だけでなく、治療後における生活の質の向上にもつながっています。
さらに、手術や薬物療法(抗がん剤やホルモン療法など)と組み合わせて行う治療の中でも放射線治療は重要な役割を担っています。また、がんによる痛みや出血を和らげる治療(緩和的放射線治療)にも有効です。
当院に導入されている放射線治療装置(ハルシオン)は高精度放射線治療に大きな強みを持ち、正常組織への副作用が少なく、がんへ放射線を集中することが可能となりました。
治療時間の大幅な短縮、静かな動作と圧迫感のないデザインなど、患者さんにやさしい機能を数多く備えています。
当院では前立腺がん、乳がん、肺がんを中心に、手術や薬物療法(抗がん剤・ホルモン剤など)との併用、痛みや出血を和らげる緩和的放射線治療にも幅広く対応しています。
患者さんの7割から8割の方は通院の方で、地域の医療機関からのご依頼も積極的に受け入れています。患者さんのご病状によっては1回から数回の短期照射にも対応いたします。
当院では、さまざまな技術を組み合わせて患者さん一人ひとりに最適な、安全で高精度な放射線治療を提供しています。その技術の一部を以下にご紹介します。



1 放射線治療科の診察
放射線治療医が病状を確認し、放射線治療が適しているかを判断します。治療内容や回数、
注意点について丁寧に説明します。
2 放射線治療計画CT検査と固定具の作成
治療に必要なCT撮影を行います。毎回同じ姿勢で治療できるようにからだを支える専用の固定具を
作成する場合があります。これにより安全で正確な照射が可能になります。
3 放射線治療計画の立案と検証
放射線治療医と医学物理士は、病変にしっかり放射線を当てつつ正常な組織への影響を減らす
治療計画を作成します。できた計画が実際に安全に照射できるかどうかもしっかり確認します。
4 放射線治療(照射)
計画に基づいて、治療装置で放射線を当てます。照射による痛みはまったくありません。
定期的に診察を行いながら、平日毎日(週5回)行います。治療の回数はご病状に合わせて1~40回程度となります。
5 終了診察
最終日に診察を行い、体調のチェックや治療効果を確認します。生活上の注意点やフォローアップについて
丁寧に説明します。
・当科は完全予約制です。予約は医療機関(主治医)を通じてのみお受けしております。
・受診をご希望の場合はかかりつけの医療機関(主治医)へご相談ください。
・診療時間は9:00~17:00です。

伊藤 有祐
| 出身大学 | 杏林大学 |
|---|---|
| 資格・認定医・専門医 |
日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会 |
| 専門分野 | 放射線治療 |
| 所属学会 | 日本医学放射線学会 日本放射線腫瘍学会 |
|
時間 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前・午後 (予約のみ) |
伊藤 | 交代制 | 伊藤 | 伊藤 | 伊藤 | 交代制* |
|
― |
― | ― | ― | 龍野 | ― |
*午後は休診となります。
・当院では地域の医療機関さまからの放射線治療の依頼をお受けしています。患者さんの現状に応じて比較的お待たせすることなく迅速に対応できる体制を整えております。
・ご依頼の如何に関わらず、放射線治療適応のご相談も承ります。お気軽にご相談ください。
・以下の手順にてご依頼ください。



当院は、地域医療支援病院として、地域の医療機関と日ごろから連携体制を構築しています。診療において紹介患者さんを優先させていただいております。患者さんにおかれましては、この趣旨にご理解いただき、当院を受診される際には、かかりつけ医や他医療機関などからの紹介状をお持ちいただけるようお願い申し上げます。
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